空間認知
- 2019/11/11
- 2019/10/21
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[くくあ]
ん〜。ん〜。あっ、分かった!
10人の参加予定でしたが、一人お休みになり9人になった金曜日。
電車のように、みんなで一緒にコースを走る「電車でGO!」ダッシュ。
さすがに9両編成はなかなかの迫力がありました。
環状線の上りと下りの2つに分けても、すれ違う瞬間の盛り上がりがちがいました。
たくさん運動遊びをして、さぁ学習です。
今日は新しく「折って考えよう」を取り入れました。
一枚の紙にバラバラに描かれたパンダの顔。
どこをどう折れば、可愛いお顔が完成するのか、ノーヒントで一人ひとりが実際に折りながら考えます。
紙を見た瞬間に自分で折ったり曲げたりして考える子もいれば、一回も折ることなく「どうやってやるの?教えて」と聞く子もいます。
この課題では、試行錯誤を大事にしたいので、「できそう」「やってみよう」と思える声かけは欠かさずに、でもそれ以外のお手伝いはしないで見守りました。
完成までにきる時間はそれぞれですが、全員、最後は「あっ、わかった!」「できた!」という喜びまでたどり着きました。
ちょっとだけ考え込むようなことが、わかった、できた、という時の気持ちよさを知る体験は、次の学びへの意欲につながりそうです。
- 2019/09/09
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[くくあ]
折って切って広げたら…
学習課題のバリエーションを広げてある年長の金曜日クラス。
折って切って広げたら、どんな形かな?の課題を再び行いました。
さすが2回目。
ぐっとイメージしやすくなり、実際に切ってみる前から、あーかな?こーかな?よし、答えはこれに決めた!
今回もはさみで切って広げて、確認します。
広げる途中から、正解の予感、の楽しい声が。
頭の中で形の向きを変えるなど変化させた場合をイメージする力をメンタルローテーションと言います。
視点を変えたらどうなる?
動かしたらどうなる?
学習場面でも生活の中でも、この力が高いと便利です。
くくあのお友だちは、2回目のチャレンジで確実に1回目よりもこの力を高めることができました。
この調子で、どんどんいってみよう!
- 2019/09/04
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[くくあ]
はじめての…ひも通し
新しいお友だちが増えた火曜日クラス。
手先の課題をじっくり取り入れました。
手指の巧緻性、両手の協調、目と手の協調、立体覚、空間認知。
これらが常に必要なひも通しは、くくあではいくつかのバリエーションを用意しています。
子どもたちの、目や手や理解、興味に合わせて使い分けています。
今日は、ひも通しが初めてという子どももいます。
そこで、握るようにつまんでも持てるサイズで、ひもを通しやすい幅のものを使っています。
カラフルな色のつながりを楽しみながら集中して、どんどん通していきました。
「できた!」の笑顔と拍手で気持ちよく“おしまい”ができました。
タグ:くくあ,できた,ひも通し,両手の協調,児童発達支援事業所,手先,手指の巧緻性,目と手の協調,空間認知,立体知覚,集中力
- 2019/09/01
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[くくあ]
ワーキングメモリー
金曜日
運動遊びで、ジグザグ走行を取り入れる時は、コーンの代わりにバラバラにしたソフト跳び箱を使っています。
青と黄色の色と1〜3までの番号が、次に向かう場所のヒントにもなっています。
そこで、今日は難易度を上げて数字の順番を変えました。
走行している間中、番号の順番を覚えていないといけませんし、どの番号までクリアーしたのかも分かっていないといけません。
ワーキングメモリーと呼ばれる力が必要です。
そして、そんな中でもこけないように走り続けながら、進む方向も考えないといけません。
なかなかのチャレンジです。
難しいところはヘルプを出しながら、ゴールできた喜びの体験を重ねていきました。
- 2019/08/22
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[くくあ]
横転の遊びから
い〜も〜む〜し〜、ごーろごろ。
そんな季節はまだまだ先ですが、
まだかな、と待ち遠しくなる程の
暑い暑い、蒸し暑い日が続いていますね。
火曜日クラスでは、いも虫ゴロゴロ、マットでの横転運動をしました。
今日は2種類のマットを使いました。
体育館用の運動マットは、柔らかさと反発がちょうど良く、コロコロとよく転がります。
ベッドのクッションマットは、ふかふかで少し身体が沈み込み、ゴロゴロと気持ち良いのです。
ジャンプしたり渡ったりするコースの運動遊びの中で、このゴロゴロ横転はお楽しみコーナーになりました。
寝転がると自分の身体は見えません。
手足や体幹、頭の位置がどうなっているのか、思う方に進めているか。
転がる感覚を楽しむだけでなく、ボディイメージや空間認知の力が育つ遊びです。
みんなで楽しく取り組む時間となりました。
- 2019/08/17
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[くくあ]
折って切って広げたら…
金曜日
紙を半分に折って、幾何学図形を切って、広げたらどうなるの?
空間認知の課題です。
頭の中で、形を立体的に動かして考えます。
メンタルローテーションとも呼ばれています。
イメージする力、考える力、閃く力と相互に影響します。
なかなか難しい認知処理です。
年長クラスでは、プリントの1つひとつの問題を、実際に折った折り紙をはさみで切って開き、確かめながら進めていきました。
あー、そういうことか!
じゃあ、次の問題の答えは、これかな?
みんな、とても長い時間、楽しみながら考え、答えを導き出していきました。
見て覚えるだけでなく、行動を伴いながら学習すると、働く脳部位が広範囲
になり、脳が活性化しやすく、また記憶にも残りやすくなります。
そこに、「分かった」「楽しい」が加わるので、集中力も学習効果もさらにアップです!
タグ:くくあ,イメージ,メンタルローテーション,児童発達支援事業所,折って切って広げる,空間認知,行動を伴う学習,認知処理,閃き,集中
- 2019/07/31
- 2019/06/26
- 2019/06/19
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[くくあ]
カラフル傘
15日のくくあの制作は、傘作り。
見本を見た途端に「かわいい!」「作りたい!」
説明をよく聞いて、みんな一斉に作り始めました。
両手を協力させて、まーるく切って。
4つに折って、向きを揃えます。
のりで張り合わせると、生地の部分の完成です。
中棒やくるっと曲げた手元部分は、紙をクルクルと指先で巻いて棒を作りました。
細かい指先の操作や、立体を作る過程での向きの確認などの空間認知能力。
じっくりと集中して取り組み続ける子どもたち。
一つの工程の中で同じ動作を繰り返し、コツがわかる、上達する、どんどん仕上がったパーツが増えていく。
それも、この制作が面白いポイントです。
カラフルに仕上がった傘は「持って帰りたい!」と、大事そうにかごへ。
お家の人は、なんて声をかけてくれるかな。
また教えてね。
[くくあ]
剣になった!
水曜日クラスで、ブロックの組み立ての技をどんどん磨いている子どもがいます。
この日も、自由遊びの時間を使ってブロックに集中。
早く走る車ができても、まだまだがんばり続けています。
そして。
「できたー!」
なかなか立派な剣が仕上がりました。
見本なしで自分のイメージから作り上げています。
興味関心は、まさに学びの原動力ですね。
空間認知、構成能力、両手の協調。
楽しい時が、育ち時。
今のあなたは、このたくさんの力をつけていける時だね。
楽しくチャレンジできるように、見守り続けます。
タグ:くくあ,ブロック,両手の協調,児童発達支援事業所,剣,構成能力,水曜日,空間認知