児童発達支援事業所
- 2019/08/17
- 2019/08/10
-
[くくあ]
絵合わせカード遊び 〜part II
木曜日
様々な名詞のイラストと文字がはいった、絵合わせカード遊びをしました。
カードのペアを探す過程の眼球運動。
友だちと交錯する手をどう使うか、ボディイメージ。
友だちへの意識、注目、コミュニケーション。
言葉の使い方、話し方。
平仮名に親しむ場面。
名詞の分類、概念。
この遊びでの狙いは沢山あります。
一人ひとりに合わせて、場面ばめんに応じて、ポイントを絞り、やりとりをしました。
初めて参加する子どもも楽しみながら、しっかりとカード、お友だち、先生に、注目し続けられました。
せっかく持っている力も、ルールや状況が分からなければなかなか発揮することができません。
分かりやすいルールと、分かりやすい伝え方。
くくあでは、常に大切にしています。
- 2019/08/09
-
[くくあ]
切って貼って
水曜日
はさみのファーストステップとして一回切りを練習中の子どもたちと、2〜3回は続けて切れるようになってきている子どもたち。
その、どちらの子どもにも合わせた課題を提供して、上達につなげたい!
そこで。。。
動物さんを四角くカットして、バスの窓に貼る課題を取り入れました。
一回切りを練習中の子どもたちには、細長くカットした動物の帯を、2〜3回の連続のカットを練習中の子どもたちには周囲の余白を残したままで渡しました。
効果はバッチリ。
やはり、just right challenge に近ければ近いほど、モチベーションはもちろん、上達具合もとても良いですね!
また、次の課題を考えるのが、楽しみです。
- 2019/08/08
-
[くくあ]
並べてみた
プラレールの線路の上に新幹線をどんどん並べていく子が一人。
火曜日の給食の後。
プラレールの線路が、一周分つながらず途中で途切れていると、よく見られる遊びです。
チラリとその様子を見ていた子が、車を並べ始めました。
きれいに整列しています。
すると、その横ではおもちゃのジュースを並べる子が、その横では積み木を並べる子が。
並べていくと、どんどん止まらなくなるものですよね。
タイムタイマーが「お遊びはおしまい」の時間を教えてくれるまで、それぞれ静かに並べていました。
こんな遊びも楽しいよね。
こんな遊びって、不思議と何だか落ち着くもんだよね。
- 2019/08/07
-
[くくあ]
がんばりポイントの多いはさみ工作
年長さんの土曜日。
少し難しいはさみ工作に挑戦!
なんと、A4用紙2枚に、大きなパーツも細かいパーツもある、工程の多い工作です。
いつもより、たくさん時間をとって、じっくり行いました。
最初や作業途中で行われる、全体への説明に気持ちを向けられるかな?
全体に向けた、一般的な説明で分かるかな?
作り方のイラストを参考にできるかな?
どこの何を作っているかイメージできたら、すごいね。
分からない時には先生に聞けるかな?
先の長い行程で嫌にならないかな?
失敗に終わらないよう、あれこれ心配しながら導入しましたが。
みんな、本当によく頑張りました!
40分近く、ずっと集中して作りました!
(時々、気持ちがブルーになることもあるけれど。それは当然。そこから、また、頑張ろうと思えたところが、花丸!)
仕上がったメリーゴーラウンドは息を吹きかけるとクルクル回ります。
吹いて遊ぶ、お口の体操。
呼気の調整。
近いものに注目し続ける眼球運動。
方向の理解と力のコントロール。
腹筋がプルプルするくらい、たくさん遊びました。
- 2019/08/06
- 2019/08/05
-
[くくあ]
ちょっと難しい、はさみ
木曜日
クルクルと繋がる丸を切って、へびさんに。
繋がる丸は、右手と左手を仲良く一緒に動かすのが難しい。
ずっと同じ角度ではさみを回していくのが難しい。
紙を持ち替えるきっかけをつかむのが難しい。
手を添え、言葉で伝えながら一緒に行います。
「できた!」
ちょっと尻尾が短めのへびさん。
ちょっと頭が三角のへびさん。
ところどころウエスト?が細いへびさん。
線の上ぴったりで、元に戻したら切り目が分からないへびさん。
それぞれのへびさんを大事に持ち帰りました。
- 2019/08/03
- 2019/08/01
-
[くくあ]
7月の避難訓練
今月の避難訓練は、火曜日クラス。
台風って、知ってる?
台風がくるとね。風がビュービュー。
雨がザーザー。たくさんたくさん、雨が降るとね。。
道路もお水がたくさんになってね。お部屋の中にもお水が入ってくるからね。
そんな時は、みんなで一緒にお部屋を出て、お水が来ないところに行くよ。
お友だちと先生、みんな一緒だから、大丈夫。
隣の部屋の、お兄さんお姉さんも一緒だよ。
イラストを使いながらお話しました。
台風がくると何が起こるのか、知ることも大切ですが、怖がりすぎることがないように。
どこまでお話するか、子どもたちの様子を見ながら決めました。
緊急時に子どもたちの安全を守れるように、職員も非常時の役割分担を確認しました。
気象庁のホームページで警報を確認するには?保津川の水位をサイトで見るには?非常用持ち出し袋の中身は?
くくあでは、月に一度、各クラス順番に行なう避難訓練を通して、子どもたちの特性に応じた、緊急時の留意点を全職員で共有しています。
- 2019/07/30
-
[くくあ]
鈴が鳴る
カランコロン。カランコロン。
ヤギの首についている鈴は、ヤギがはねると、良い音がします。
でも、草むらに落ちた鈴をつついてもコンコンというばかりで、良い音色は聞けません。
絵本のワンシーンです。
え?なんで?
子どもたちから疑問の声が上がりました。
そこで。
絵本は一旦、休憩して。
早速、楽器の鈴を出してきて、みんなで体験しながら確認!
言葉での説明も一緒に行いました。
あー!そうなのか!!
一つの疑問から、また一つ理解が深まりました。
そして、そこが分かったので安心し、また絵本の続きを楽しみました。
「わからない」に出会うことは、理解につながる方法を知ること。
分かるまでの素敵なワクワクと、分かった時の心地よい楽しみを増やすこと。
一緒に、「わからない」を探しにいこう!
そして、みんなの鈴を朗らかに鳴らそう!
[くくあ]
折って切って広げたら…
金曜日
紙を半分に折って、幾何学図形を切って、広げたらどうなるの?
空間認知の課題です。
頭の中で、形を立体的に動かして考えます。
メンタルローテーションとも呼ばれています。
イメージする力、考える力、閃く力と相互に影響します。
なかなか難しい認知処理です。
年長クラスでは、プリントの1つひとつの問題を、実際に折った折り紙をはさみで切って開き、確かめながら進めていきました。
あー、そういうことか!
じゃあ、次の問題の答えは、これかな?
みんな、とても長い時間、楽しみながら考え、答えを導き出していきました。
見て覚えるだけでなく、行動を伴いながら学習すると、働く脳部位が広範囲
になり、脳が活性化しやすく、また記憶にも残りやすくなります。
そこに、「分かった」「楽しい」が加わるので、集中力も学習効果もさらにアップです!
タグ:くくあ,イメージ,メンタルローテーション,児童発達支援事業所,折って切って広げる,空間認知,行動を伴う学習,認知処理,閃き,集中