[くくあ]
なすびさん、ありがとう!
給食の時間に、野菜には全く手をつけようとしない子がいました。
今日もたくさん遊んだ。運動もいっぱいした。お腹はぺこぺこ。
慎重にタイミングを見て、とてもとても小さい一口の「なすびの田楽」を勧めてみました。
「それくらいなら仕方がない、付き合うか…」という表情でパクッ。
食べてみると、田楽の味付けがお好みだったようです。
ご飯と一緒に完食しました。
「なすび、おいしいね」と何度か声をかけました。
その後の個別活動で、スプーンの練習をしている時に、なすびのおもちゃが登場。
「今日食べた、なすびだね」と話しかけると「(あぁ、)なすび!」と答え、「美味しかった、なすびだね」と話しかけると、「(うん。)なすび!」と答えます。
絵カード遊びでも「あっ、なすび!(見つけたよ)」と。
「できた」「わかった」喜びが、言葉を豊かにするやりとりにつながります。
「苦手なもの」で、「名前も知らないもの」だったなすびのことを少し知り、少し好きになり、もっと色んなことを知りたい!という気持ちを膨らませることのできた、一日でした。
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