第3ふれあいハート
科学実験週間(6日目:アイス作り)
最終日の8月24日(土)の実験ではアイスを作りました。
まずは大きいサイズのジップロックと小さいサイズのジップロックを1つずつ用意します。
次に大きいジップロックに氷と塩を入れ、小さいジップロックにはアイスの材料(牛乳、砂糖、バニラエッセンス)を入れます。
そして大きいジップロックに小さいジップロックを入れて、アイスになるまでひたすら振り続けます。
すると不思議なことにアイスが出来上がるのです。
実験前はみんな「ホントにできるのかな…」と疑いの気持ちがあったようです(笑)
しかし、実際に出来上がると感動し、美味しそうにアイスを食べていました。
とても簡単な実験なのですが、原理はちょっと複雑で、以下のようになります。
①氷が水に変化するとき周囲の熱を奪うという特性があります(融解熱)。
②水に塩が溶けるとき、周りの熱を奪う特性があります(溶解熱)。
③水に塩が溶けると凝固点(液体が固体になる温度)が0℃から−22℃に下がり(凝固点降下)、①と②の影響でアイスの材料が0℃以下に冷やされる。
④アイスの材料が固まる。
この内容を子どもたちに説明すると、みんな真剣に聞き入っていました。
今回の科学実験週間はどの実験も子どもたちが大喜びで真剣に参加していました。
翌週に子どもたちから「今日は科学実験無いの?」と聞かれ、みんながどれだけ楽しんでくれていたかが伝わり、スタッフとしては嬉しい限りです。
また今後も別の機会を用意したいと思っています。
どうぞ楽しみにしていて下さい。
タグ:アイス作り,凝固点降下,溶解熱,科学実験,第3ふれあいハート,第三放課後等デイサービス,融解熱,食塩水